新型コロナ感染症の労災認定とフローチャート

【追記】「新型コロナウイルス感染症の労災手続きに関するフローチャート」

講師の天野氏より、わかりやすいフローチャートをいただきました。詳しくは NPO法人東京労働安全衛生センター

  • 感染経路が仕事に関係していると特定されている/感染経路は不明でも、職場で感染した人がいるケースや、多数の顧客に接する労働環境で働いているケース、PCR検査陰性でも「疑い症」に該当する場合
  • 退院後に通院が続いている場合、その医療費は、感染症法の公費負担制度の対象にならない。そうした通院や薬代の医療費は、労災補償(療養補償)を請求できる。
  • 退院後も、そうした症状で休業が続いている期間については、労災補償(休業補償)を請求できる。通院の際の交通費も、労災請求すれば認められる場合がある。

【配信開始】2021年度第1回 労災職業病講座

神奈川医療ソーシャルワーカー協会とNPO法人神奈川労災職業病センター共催による「労災職業病講座」が7月31日オンライン配信されます(無料)。2021年度第1回は「新型コロナ感染症の労災認定 労災申請、認定基準、注意点」を、NPO法人東京労働衛生安全センターの天野理氏が解説。新型コロナ感染症の労災認定のなかには、患者と接する医師、看護師だけでなく「調剤薬局事務員」もあり、身近な問題としてとらえてみませんか?【追記 アーカイブ配信はこちらhttps://youtu.be/gd3YlWDU7MM 】

過去の「労災職業病講座」

過去の「労災職業病講座」が記事で読めます。

精神障害の労災補償について(2017年) 内田正子さん(東京労働安全衛生センター)  https://koshc.org/archives/780

日本で暮らす外国人の医療問題(2019年) 沢田貴志 港町診療所所長・シェア(国際保健協力市民の会)副代表  https://koshc.org/archives/856