Cccips(シーシップス:外国人患者対応力向上委員会)とは ?

訪日・定住外国人の増加に伴い、薬剤師やその関連職種の方々が外国人患者さんを対応する機会が増加しています。言語や文化の壁に戸惑い、対応に苦慮しているという声が多く聞かれるようになってきました。「 言葉ができない」「どうしたらいいかわからない…」 こうした声を受け、どうすればアプローチできるようになれるのか?どうすれば患者さんに寄り添うことができるようになれるのか?そんな方法をみんなで考え、シェアしていくために、外国人患者対応に長年従事してきた薬剤師が集まり「外国人患者対応力向上委員会 Cccips」を立ち上げました。

Cccips : Committee for cultural competency improvement for pharmacy services

 外国語ができなくても構いません。一番大切なのは、患者さんをあるがままに受け入れ、寄り添うこと。そして一緒に解決していくこと。そんな薬剤師(関連職種の方々含む)を目指しませんか?言葉が通じなくても、みんな同じ人間です。国も言葉も文化の違いも一人一人背景が違って当たり前。全ての船を受け入れる海のように、それぞれの背景を受け入れ一緒に進んでいきましょう。

時には波が荒れたり、遠回りをしていくこともあるでしょう。それでも目的地の港へ向かって航海を続けるという思いを込めて「シーシップス」と名付けました。

2018年11月  

外国人患者対応力向上委員会 事務局

【事務局 スタッフ】

ウェルパーク薬局東浦和駅前店  薬剤師/多文化共生マネージャー(自治体国際化協会認定)     池浦 恵

神奈川県勤労者医療生活協同組合 港町診療所  薬剤師                     入野 真規子